はじめに
電子レンジは、毎日の食事作りに欠かせない便利な家電ですよね。
でも、使う頻度が高いぶん、気づけば中に汚れが溜まっていることも。
「洗剤を使わずに、手軽にきれいにしたい!」そんな声にお応えして、今回は洗剤を使わないやさしい掃除方法をご紹介します。
身近にあるタオルだけで、すっきり清潔に保てるコツをまとめました。ぜひ試してみてくださいね。
電子レンジの汚れについて
電子レンジで調理すると、食材から出た油や汁気がはねて、内部に汚れがつきやすくなります。
とくに加熱中の蒸気や油分が壁に残ってしまうと、時間が経つほど汚れが固まり、落としにくくなってしまいます。
定期的に掃除しておくことで、きれいな状態を保ちやすくなります。
掃除に必要なもの
- ゴム手袋
- タオル2枚(1枚は濡らす用、1枚は乾拭き用)
ゴム手袋で手元を保護しながら、温めたタオルで汚れを浮かせて拭き取る、という流れになります。
掃除の手順
1. ゴム手袋を装着
安全のために、まずはゴム手袋をつけましょう。熱いタオルに触れる場面でも安心です。
2. タオルを温める
タオルにしっかり水を含ませ、軽く絞ったらターンテーブルの上に広げます。
500Wで2分(600Wなら1分30秒ほど)加熱すると、蒸気で庫内がほどよく温まり、汚れがやわらかくなります。
3. 庫内をやさしく拭く
加熱したタオルをゴム手袋で取り出し、やけどに気をつけながら庫内を拭いていきます。
蒸気の力で汚れが浮いているので、ゴシゴシしなくてもすっきり落とせます。
4. ターンテーブルの掃除
取り外せるタイプであれば、同じ温かいタオルでやさしく拭いておきましょう。
表面の茶色い汚れなどが目立つときは、少し重点的に拭くときれいになります。
5. 庫内の細かい部分もチェック
扉の裏や上部、側面なども忘れずに。無理のない範囲で、届くところをていねいに拭きましょう。
6. 最後は乾拭きで仕上げ
最後に乾いたタオルで、残った水分をやさしく拭き取れば完了です。
水気をきちんと取っておくことで、カビやニオイの防止にもつながります。
日常の簡単お手入れ
電子レンジは、使ったあとすぐにさっと拭いておくだけでも清潔を保てます。
とくに揚げ物やソース系を温めた後は、汚れが残りやすいので、温かいうちにキッチンペーパーで軽く拭くのがおすすめ。
「気づいたときにサッと拭く」習慣が、こびりつき汚れを防いでくれます。
まとめ
洗剤を使わずにできる、電子レンジのお手入れ方法をご紹介しました。
ほんの少しの工夫で、庫内の清潔を保つことができ、調理も気持ちよく進められます。
手軽にできる方法なので、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてくださいね。