手軽にできる!電子レンジをピカピカにする方法

掃除

電子レンジは、毎日の食事作りに欠かせない家電のひとつですよね。冷めたごはんを温めたり、お弁当の準備をしたり、冷凍食品を解凍したりと、使う頻度は意外と多いものです。

けれども、便利だからこそ油断してしまいがち。気づけば「なんだか中がベタベタしてる…」「ニオイが気になる…」ということもあります。特に、忙しい日々の中では「掃除はしたいけど、できれば簡単に済ませたい!」という気持ちになりますよね。

そこで今回は、洗剤を使わずに、身近なアイテムだけで電子レンジをピカピカにする方法をご紹介します。
環境にも手肌にもやさしく、家事の合間にサッとできるので、忙しい方にもぴったりです。
タオルだけで清潔を保てるコツを、順番に見ていきましょう。

 

電子レンジの汚れについて

電子レンジの汚れは、主に油はね・水蒸気・食材の汁気が原因です。加熱するときに食材から出た油や水分が蒸気となって壁や天井に付着し、それが乾くことでベタつき汚れや茶色いシミになります。

最初は軽い汚れでも、時間が経つほど落ちにくくなり、「いつの間にかこびりついていた…」というケースも少なくありません。特に、温めすぎた時に飛び散るスープやソースは要注意です。

こうした汚れを防ぐには、“こまめな拭き取り”と“蒸気の力を使った掃除”がポイント。定期的にリセットしておくと、においも軽減され、料理の味移りを防げます。何より、いつでも気持ちよく使えるのがうれしいですね。

 

掃除に必要なもの

準備するものは、とてもシンプルです。

  • ゴム手袋(やけど防止のため)
  • タオル2枚(1枚は濡らす用、1枚は乾拭き用)

特別な洗剤や重曹などを使わなくても、蒸気と熱の力だけで汚れを浮かせることができます。
やさしく拭き取るだけでスッキリきれいに仕上がるので、家事が苦手な方にもおすすめです。

 

掃除の手順

1. ゴム手袋を装着

まずは安全のため、ゴム手袋をつけておきましょう。温かいタオルを扱うときに手を守ってくれるので安心です。家事の合間でもすぐに取りかかれるよう、使いやすい位置に手袋を置いておくのもポイントです。

2. タオルを温める

タオルを水でしっかり濡らし、軽く絞ります。それをターンテーブルの上に広げて、500Wなら約2分、600Wなら1分半ほど加熱。
加熱中の蒸気が庫内に広がり、こびりついた汚れをふんわりと浮かせてくれます。
加熱後は、開けた瞬間の蒸気に気をつけてくださいね。

3. 庫内をやさしく拭く

温まったタオルを取り出したら、やけどに注意しながら庫内全体を拭きます。蒸気の力で汚れがゆるんでいるので、力を入れなくてもスルッと落とせます。もし頑固な汚れがあるときは、同じ手順で再度温めてから拭くと効果的です。

4. ターンテーブルの掃除

取り外せるタイプのターンテーブルは、一緒にお手入れしましょう。
表面の茶色いシミやベタつきも、温かいタオルでやさしく拭くだけでOK。
汚れがひどい場合は、ぬるま湯に数分浸けてから拭くとより落ちやすくなります。

5. 庫内の細かい部分もチェック

電子レンジの上部や側面、扉の裏など、意外と汚れがたまりやすい部分も忘れずに。特にパッキン部分は汚れが見えにくいので、軽く押さえるように拭くのがコツ。
無理に奥まで手を入れず、「届く範囲でていねいに」が基本です。

6. 最後は乾拭きで仕上げ

最後に乾いたタオルで水分をしっかり拭き取ります。水気を残さないことが、カビやニオイの防止につながる大切なポイント。すぐに使う予定がないときは、扉を少し開けて自然乾燥させてもOKです。

 

日常の簡単お手入れ

毎回しっかり掃除しなくても、使ったあとにサッと拭く習慣をつけるだけで清潔を保てます。揚げ物やソースを温めたあとなど、汚れが残りやすいタイミングで一拭きしておくだけでも全然違います。

おすすめは、温め終わった直後の“まだ温かい庫内”をキッチンペーパーで拭くこと。温かさで汚れが柔らかくなっているため、力を入れずにサッと落とせます。
このひと手間で、「頑固な汚れを落とす手間」がグッと減りますよ。

無理のないペースで、週に1度は“タオル蒸気掃除”を取り入れると、常に気持ちよく使えます✨

 

まとめ

今回は、洗剤を使わずに電子レンジをピカピカに保つ方法をご紹介しました。特別な道具も必要なく、タオルと少しの時間があればすぐにできるので、家事の負担も減らせます。

毎日使う家電だからこそ、「きれいな状態で使う」ことが安心と気持ちよさにつながります。
無理をせず、“できる範囲でこまめに”が長く続けるコツ。
今日の夜や休日のすきま時間に、ぜひ試してみてくださいね🍀

タイトルとURLをコピーしました