先日、「濵」という漢字をある方の名前で見かけて、その珍しい字について少し調べてみることにしました。
この「濵」という字は、お笑い芸人の浜田雅功さんが本名「濵田雅功」で使っている漢字でもあるんですよ。
この字は、普段は「はま」や「ひん」と読むことが多いですね。
そして、この「濵」とよく似た「濱」という漢字も存在します。
これらの字の違いや、パソコンやスマートフォンでどのように表示するのか、ゆっくりと解説していきましょう。
浜、濱、濵の違いって何？旧字体や異体字の見分け方、デバイスでの表示方法について
豆知識【漢字】浜、濱、濵ってどう違うの？
【漢字】浜、濱、濵の違いについてゆっくり解説します。
さて、浜の古い形が「濱」ですね。
そして、「濱」のもう一つの形が「濵」です。
これら「浜」「濱」「濵」は、意味や読み方に違いはありませんよ。
音読みで「ひん」、訓読みで「はま」と読まれ、海や湖のほとりの平地を指す言葉です。
最近では、「濱」や「濵」もよく「浜」と書かれることが多いです。
旧字体と新字体って何？
「旧字体」とは、以前から使用されている漢字の形を指します。
それに対して、現在よく使われる漢字は「新字体」と呼ばれます。
新字体は、旧字体を現代風にアレンジしたものなんですよ。
例としてはこんな感じです：
- 浜（新）は、濱（旧）
- 沢（新）は、澤（旧）
- 栄（新）は、榮（旧）
- 辺（新）は、邉（旧）
これらの漢字、どこかで見たことがあるかもしれませんね。
異体字についてもっと知りましょう
異体字の定義は少し分かりにくいかもしれませんが、一緒に詳しく見ていきましょうね。
異体字は、現代の日本でよく使われる漢字（新字体）とは異なる形をしていますが、意味や発音は同じである漢字のことを指します。
言い換えると、異体字は「形は違えど意味が同じ漢字」ということができます。
例えば、次のように新字体に対してそれぞれ異体字があります。
- 浜（新字体）は、濱や濵（異体字）
- 沢（新字体）は、澤（異体字）
- 栄（新字体）は、榮（異体字）
- 辺（新字体）は、邊、邉、边（異体字）
このように見てみると、旧字体も異体字の一つとして扱われることがあります。
つまり、現代の標準漢字（新字体）とそれと形が異なる漢字（異体字、そして旧字体も含む）を区別することで、漢字の理解が深まります。
この区別をおぼえておくと、漢字についての知識がより整理され、クリアになるでしょう。
パソコンで「濵」という漢字をどうやって表示するか
パソコンで「濵」という漢字を入力しようとすると、時々思うように表示できないことがありますね。
そんな時に便利なのが「Google 日本語入力」の利用です。
こちらの使い方を簡単にご紹介します：
- まずは、「Google 日本語入力」をインターネットからダウンロードして、お使いのパソコンにインストールします。
- インストールが完了したら、入力したい「はま」や「ひん」と打ち込んで、漢字変換をしてみてください。
この方法なら、ほとんどの場合に「濵」という漢字をスムーズに表示させることができますよ。
特に「はま」と入力すると、簡単に見つかることが多いです。
「Google 日本語入力」のダウンロードページは、GoogleやYahoo!で検索するとすぐに見つかりますし、Windows版とMac版のどちらも利用可能です。
ぜひ、お使いのパソコンに合ったものを選んでくださいね。
変換の精度が高く誤変換が少ないので、特にたくさん文章を書く方にはとてもおすすめです。
さらに、もし困ったときは「異体字一覧」で検索してみると、異体字が一覧で表示されるデータベースを見つけることができます。
そこから必要な漢字をコピー＆ペーストする方法もありますよ。
これで文章作成がもっと楽になりますね。
携帯で「濵」という漢字をどうやって表示するか
「はま」と入力しても「濵」が表示されないことがありますね。
そんな時は、「ひん」と入力して検索してみると、「濵」が見つかるかもしれませんよ。
他の異体字や旧字体を探すときは、音読みや訓読みを使って検索すると良いでしょう。
まとめ
旧字体や異体字は見慣れない漢字も多いですが、基本的には現代の標準漢字と同じ意味や発音を持っていて、どれを使っても大丈夫です。
現代の漢字は画数が少なくて書きやすいですね。
でも、漢字にはそれぞれ独自の意味があるので、その意味にこだわりたい方は旧漢字を使うこともあるようです。
最終的にどの漢字を使うかは、個人の好みが大きく影響します。
お好きな漢字を使って、表現を楽しんでくださいね。
